そりゃあ「4:ブッ殺」に決まってるだろ。
心内そう嘲笑いした。
だが、文字にはしない。
なぜならこの回答が何に影響するか謎だからだ。
ピタリと止まってしまったシャーペンの先を選択肢の上でうろうろさせ、
黒板の上の時計に視線をやれば時間は刻一刻と迫っている。
ええい!ごちゃごちゃ考えるのも面倒だ
ここは、「3:敢えてもっとと好がる」にしてみるか。
先程まで空白だった回答部分に「敢えてもっとと好がる」と
早々に書き上げシャーペンを転がし机に突っ伏した。
まさかこの回答が俺の人生を大きく狂わす事になるとは…
なんて事ないよな…
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